社会的アイデンティティ

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N.
soziale Identität f f.

用例:「考えてみると、あまりなじみのない、自分がやったこともない競技に出ている日本人選手がいるとして、その選手を個人的に知っているわけでもない、将来知り合いになる可能性も皆無に近い、そんな人を応援する理由はどこにあるのだろう。社会心理学では、その理由は、「自分のアイデンティティを同じ集団の人と重ね合わせるからだ」と説明する。そして、その現象を「社会的アイデンティティ」と呼んでいる。日本人という集団があって、自分も日本人だ。そしてオリンピックに同じ日本人が出て、他国選手と戦っている。その戦いに勝つことで、その選手のすばらしさが証明されるが、それは同じ日本人としての自分自身のアイデンティティの価値も上げる、というロジックだ。」

JPP (02.08.2021)