普遍主義

へん・しゅfuhen·shugi4

N.
Philos. Universalismus m m.

用例:「、どの国や文化でもしきたりと儀礼の複雑なもつれがいくつもあろう。そういうことを重視するのを社会思想ではコンテクスト主義という。「うちの会社ではこうやってるんだ」というのもその種の発言だ。大抵の時には従ったほうが、生き残り術や出世術としては賢明だ。実際にアリストテレスはこういうのを「賢明」と呼んでいる。「優れた判断力」「常識」とも。それが全体のためになるからだ。しかし、いざというときは、賢明を捨てて、つまり全体を無視して、個人として譲れない規範の方をぶきっちょに重視することこそ、少なくとも形式的には身分制でなくなった社会では必要だ。「身分」の異なる結婚でも憲法24条の方を重視するこうした考え方をコンテクスト主義に対立させて普遍主義(ユニヴァーサリズム)という。」

anonymous (27.10.2021)