多重決定

じゅう・けていtajū·kettei4

N.
Mehrfachentscheidung f f.

用例:「続いて,このようなフロイトの特殊な歩みを,彼のメタ心理学の理論と照らし合わせながら,そこで力の問いがどのように考えられるか,見てみることにしよう。そのために,ここで我々は『ヒステリー研究』における「配列」の描写を確認しておきたい。とりわけ彼が心的配置の第三のもの,すなわち「多重決定」と名づけるものは,我々が上の節で確認した歩みと,その性質において近しいものと考えられる。」尾真道『フロイトの冥界めぐり --『夢解釈』の銘の読解--』(2016), 16頁。

JPP (18.10.2020)